鏡川下流域アユ産卵場&流下仔魚調査報告

先日、鏡川下流域トリム堰下の産卵場において、産卵祭り真っ盛りとお伝えしましたが、
あれからも毎日、産卵祭りは続いております。

先週の金曜日も、こんな状況でした。↓ ↓ ↓ ↓ ↓

そして、明けての今週、昨日の11月29日(月)に行った流下仔魚調査ではご覧の通りでした。

今までと打って変わり、大量の流下仔魚が確認できました。

この調査は鏡川下流域の3地点で流下仔魚を採取し、高知県内水面漁業センターさんにご協力いただき、
小さな仔魚を顕微鏡で1匹ずつ数え、流下仔魚の数を調べていくという作業です。

2725

流下した仔魚が浦戸湾で稚魚となり、また鏡川を上ってきます。
全部が全部、上ってこれるわけではありませんが、この流下仔魚の数で来年の遡上の予測をたてます。
組合のある河川は何処もそうですが、どんなに努力して、いくら放流を行っても、自然が相手なので数字のようにはいきません。
数字が良かったとしても、遡上に繋がるとは限りません。

けれど、県下、何処の河川の組合も、たゆまない努力をしております。
来年の遊漁者、皆さまに「今年は良かった」と言ってもらうために・・・。

また、流下仔魚調査の様子、お伝えいたします。