令和元年8月4日(日)晴天・・・いや、晴天といえば聞こえはいいが、うだるような暑さの夏まっさかり。
そんな中、第2回友釣りチャレンジ『友釣り甲子園』を鏡川上流域、土佐山弘瀬で行いました。
中高校生の若者達に友釣りの楽しさを知ってもらい、「鏡川」の情報を発信しながら、鏡川の魅力をアピールする友釣りチャレンジ、定員数20名に対し、申込者数20名、参加者数18名で年齢は12歳から17歳。まさに中高校生が集結した『友釣り甲子園』となりました。
今年は、紅一点、初の女の子の参加もあり、大会に可愛い花が咲きました。
午前中は、高知新聞「なんのこっちゃ総合研究所」でおなじみの黒ちゃんこと、黒笹慈幾(くろささやすし)さんに、河川環境と釣りについてご講習いただきました。黒笹さんは、この『友釣り甲子園』の生みの親で、このイベントの成長を温かく見守ってくれている『友釣り甲子園』の名誉会長です。「釣りバカ日誌」の元編集長であり、主人公の浜ちゃんは黒笹さんがモデルと言われるほど釣りに対する愛情をいっぱいお持ちの方です。ご自身の体験を元もとに「釣りバカになってもいいけど、バカ釣り師になっちゃダメ」とお話をいただきました。
続いて、高知県友釣り連盟理事長の内山顕一(うちやまけんいち)さんに友釣りの基本中の基本の知識や河川での注意事項等お話いただきました。この後おこなう実技講習と競技での講師は、友釣り連盟の方も多く、この『友釣り甲子園』は、友釣り連盟の力が大きく、この方々のご協力があってこそのイベントでもあります。
座学講習のあとは、実際河川に出向いていって実技講習です。
鼻カンのつけ方や、鮎の泳がせ方、竿の持ち方などを一人の選手に一人の講師、マンツーマンで指導していただきました。
さて、午後からは競技です。友釣りよる制限時間内に釣った鮎の匹数で競い合います。2匹のおとり鮎を受け取って、おのおの好きな場所へ移動。今回の土佐山はずっと天候が良く遊漁者が多かったため、鮎が追わなくなってきていて、水位も下がり、非常に釣りにくい状況になっていました。
午前中の実技講習で4匹釣っていたのに、午後からさっぱりだったり、午前中ダメだったところで午後から釣れていたり、今回の土佐山は時間と場所が大きな勝因となりました。
優勝したのは、海洋高校に通う小西広登くん、高校1年生、2時間で11匹の釣果がありました。
賞品は、賞状、優勝のブロンズ、オーベルジュ土佐山の宿泊券、フィッシングハヤシさん提供の大きなクーラーBOX。
準優勝は、中平眞輝くん、13歳。兄弟の参加で堂々の2位。
賞品は、準優勝のブロンズ、㈱シマノさん提供ウインドスーツ。
第3位は、濱田太一くん。今回、参加確定となったあと、自主練をしての参加でした。
賞品は、第3位のブロンズ、㈱グローブライトの大バック。
参加者全員に賞品をお渡しすることができました。
鏡川上流域、東川川にあるオーベルジュ土佐山さん、高知では有名な釣具屋のつりぐの岡林さんやフィッシングハヤシさん・オオツ釣具さん、そして、全国で有名な各釣りメーカーさんから、賞品のご協賛をいただきました。
ご協賛いただきました販売店や企業様のお陰で、第2回目となる友釣りチャレンジ『友釣り甲子園』は盛況に終わりました。
本当にありがとうございました。
ギラギラと照り付ける太陽の下、鏡川上流域土佐山弘瀬で若者達が腕を振るった光景は、今回コンセプトにさせていただきました「川へ行く、川を呼ぶ」にふさわしいイベントとなりました。若者の力で、この自然豊かな「鏡川」を活気ある川にしていただけるよう、来年も『友釣り甲子園』を開催したいと思いますので、何卒よろしくお願い致します。
最後に、いいショットがありましたので事務局が勝手につけた題目と一緒にご紹介。
**雑談1**
第2回友釣りチャレンジ『友釣り甲子園』大変お疲れさまでした。